子どもたちが創るこどものまち。名古屋市内のこどものまちをご紹介します

こどものまちって

 こどものまちとは、子どもたちが市民になって創る自分たちのまちです。まちには市役所をはじめ職安や銀行、工房などの店が並び、市民は、職安で好きな仕事を選び、好きなだけ働きます。対価としてこのまちだけで使える通貨をもらい、自由に使います。こども同士で教えあったり、工夫をして、遊びの町を創ってゆくのです。

こどものまちのモデル・ミニミュンヘン

 ミニ・ミュンヘンは、7歳〜15歳までの子どもたちが創りあげる「小さなまち」です。ドイツのミュンヘン市では、20年以上の歴史を持ち、夏休み期間の3週間だけ誕生します。
 子どもたちは、ミニミュンヘンの市民権を得るために、数時間の講義を受けます。その後、まちの中で、自由に職を探し、働き、対価を得ます。その対価で、映画を観たり、食事をしたり、遊んだりすることができるのです。
 ミニミュンヘンには、いろいろな仕事があります。料理人、タクシー運転手、花屋、おもちゃ屋、デザイナー、新聞記者、教員、公務員など、私たちが住む町と同じです。また、市民には選挙権があり、市長や議員を選挙で選びます。また、ミニミュンヘンには、子どもたちの活動を支える大人たちのサポーターがいます。大人たちは、子どもたちの意志を尊重しつつ、ミニミュンヘンが滞りなく運営されるための支援をしています。
 ミニミュンヘンには、毎日千数百人から3千人の子どもたちがやってきます。3週間で、総勢10万人に達することもあるそうです。ドイツで根付いた、ミニミュンヘンで、子どもたちは、自分たちで創りあげること、働くこと、遊ぶこと、そして、社会の仕組みを体験するのです。

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